デジタルパパです。ベビービョルンとエルゴは2大抱っこ紐ですよね。どちらを購入しようか迷っている人は多いのではないでしょうか。 双子のため両方購入した我が家のレビューが、迷えるあなたのお役に立てばと思い、この記事を書いています。
結論から言うと私はベビービョルン派。妻はエルゴ派です。どっちやねん、と思わずに読み進めてください。
スペック比較
まずは仕様から比較します。私が購入したのはともに新生児用インサートが不要なタイプ。 ベビービョルン:ベビーキャリアONE+AIR エルゴベビー:ADAPT
重要だと思うポイントを赤文字にしています。
ベビービョルン | エルゴベビー | |
ベビーキャリアONE+AIR | ADAPT | |
価格 | 22000円前後 | 24000円前後 |
月齢 | 1ヶ月~36ヶ月 | 0ヶ月~48ヶ月 |
身長 | 53-100cm | 50.8cm~記載なし |
体重 | 3.5-15kg | 3.2-20kg |
重量 | 1kg | 記載なし |
洗濯 | ○ | ○ |
対面抱き | ○(1ヶ月~) | ○(0-24ヶ月) |
おんぶ | ○(12-36ヶ月) | ○(6-48ヶ月) |
前抱き | ○(5ヶ月~) | ☓ |
腰抱き | ☓ | ○(6-24ヶ月) |
横抱き | ☓ | ☓ |
股幅調整 | ○ | ○ |
インサート | 不要 | 不要 |
・エルゴの方が長期間使用できそうです。(3歳以上に抱っこ紐が必要なのかはまだ私では判断できません) ・おんぶ開始の推奨月齢が大きく違います。(エルゴは6ヶ月、ベビービョルンは12ヶ月) ・前向きだっこがしたい場合はベビービョルン一択。(エルゴでも360というシリーズは前抱っこできます) ・エルゴの腰抱きしてる人見たこと無いけど。。。 ・ともに股幅調整可能。これ、股関節の健全な発育のために重要なんです。締め付けると脱臼しやすいそうです。
「前抱っこってどんなのだっけ」などそれぞれの詳細は以下、販売店のサイトをご確認ください。 ※画像には著作権があるため、当ブログに直接貼るのは控えています。
装着した感想
私が抱っこ紐をつけた写真をアップします。身長177cm、体重67kgです。 抱っこされているのは生後3ヶ月の次女。4000gくらいでしょうか。
ベビービョルンとエルゴでは横向きは大きな差がありません。 しかし、後ろからの写真に注目してください。
ベビーキャリアONE+(横向き)
ベビーキャリアONE+(後ろ)
エルゴベビー(横向き)
エルゴベビー(後ろ)
この、エルゴの後ろのジョイントが自力で着けられないのです。。。右手が全然届いていませんね。私の肩甲骨の可動域が狭すぎるのですが、安全装置を自分で着けられないのは完全にNGです。
体の硬い人はベビービョルンがオススメです。ベビービョルンは上からスポッとかぶる形式で、背中で何か留めることはありません。
また、後ろから撮った写真の肩紐の位置に注目してください。ベビービョルンは内側寄り(鎖骨あたり)、エルゴベビーは肩の外側に肩紐がきています。これはメリットデメリットがそれぞれあります。
ベビービョルンの肩位置のメリットは、コートを着たときにシルエットに響きにくいことです。エルゴで上からコートを着ると、80年代の肩パット状態になってしまいます。
一方、ベビービョルンのデメリットは「ザ・肩こり」の場所を圧迫することです。エルゴの方が肩こりにはラクな気がします。妻は肩がコリにくいと言ってエルゴ派です。
※2017年6月追記:ベビービョルン・エルゴともにウエストベルトをギュッと締め付けると、肩の負荷が分散されてかなりラクになりました。正しい着け方を学ぶことをオススメします。
肩こり・腰痛への影響はちょっと試着したくらいではわかりにくいですが、自分で装着できるかどうかは試着のときにわかります。販売店の店員さんが手伝ってくれると思いますが、私みたいに体の硬い人は自力で着けてみることを強くおすすめします!
3000g未満で産まれた子にはヨコ抱っこできる「コラン」も良さそう
さすがに抱っこ紐3本目は買いませんが、もし戻れるなら1つはヨコ抱っこできるものが欲しかった。
それがアップリカのコランシリーズ。
我が家の双子は2000gで産まれ、しばらくベビービョルン・エルゴともに最低体重以下で使えませんでした。そのため、グズったときには道具なしてユラユラと抱っこを数時間。肩・背中が痛くて痛くて。。。
そんな時、ヨコ抱っこできる「コラン」があれば随分ラクだっただろうな、と思うのです。コランは2500gから使えます、